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(左)こぼしたココアとおかわり (右)野原邦彦

手で触れるアート、野原邦彦「ステキな時間」が開催
美術館内にアトリエ再現し、公開制作も実施
ふわふわとしたカラフルな雲のようなものに包まれる人。アーティスト、野原邦彦が楠や欅などの木を用いて、自身の何気ない瞬間や状況を反映した作品だ。従来の具象彫刻に捉われず意表を突く造形的センスに加え、鮮やかで独創的な色彩感覚を持つ彼の個展が、上野の森美術館で12 月24 日(日)から1月2日(火)まで開催される。
新作と共に国内外に収蔵された立体・平面合わせて200 点以上の作品を一堂に会す今回の展覧会。野原作品のアイコンとなっている水中メガネは、記憶から排除されそうな何気ない瞬間に色を加え豊かさを得るための視点を与えてくれる、日常を非日常に変えるためのアイテムだ。また、雲のようにかたちを変え続ける自由な想像の世界を彫刻作品として具現化。自分らしくあるために必要な視点と、想像や空想に浸ることのできる瞬間の中に、本当のゆとりを見出すことができるのではないだろうか、と野原作品は問いかける。
この展覧会では一部の作品を直接触れることのできる、“手で鑑賞する"エリアを設置。手で触れることで木の温もりや匂い、彫り跡などのディティールをダイレクトに感じることができる。また、普段制作をしているアトリエを美術館内に再現し、公開制作が行われる。作品ができる過程を間近で見ることができる貴重な機会だ。年末年始は触れるアートで心のゆとりに触れてみてはいかがだろうか。
■野原邦彦 「ステキな時間」
Kunihiko NOHARA Solo Exhibition -Have a good time!-
会期:2017年12月24日(日)~2018 年1月2日(火)
開館時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)会期中、休館日なし
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1−2)
入館料:1000円
新作と共に国内外に収蔵された立体・平面合わせて200 点以上の作品を一堂に会す今回の展覧会。野原作品のアイコンとなっている水中メガネは、記憶から排除されそうな何気ない瞬間に色を加え豊かさを得るための視点を与えてくれる、日常を非日常に変えるためのアイテムだ。また、雲のようにかたちを変え続ける自由な想像の世界を彫刻作品として具現化。自分らしくあるために必要な視点と、想像や空想に浸ることのできる瞬間の中に、本当のゆとりを見出すことができるのではないだろうか、と野原作品は問いかける。
この展覧会では一部の作品を直接触れることのできる、“手で鑑賞する"エリアを設置。手で触れることで木の温もりや匂い、彫り跡などのディティールをダイレクトに感じることができる。また、普段制作をしているアトリエを美術館内に再現し、公開制作が行われる。作品ができる過程を間近で見ることができる貴重な機会だ。年末年始は触れるアートで心のゆとりに触れてみてはいかがだろうか。
■野原邦彦 「ステキな時間」
Kunihiko NOHARA Solo Exhibition -Have a good time!-
会期:2017年12月24日(日)~2018 年1月2日(火)
開館時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)会期中、休館日なし
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1−2)
入館料:1000円
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