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政治の臨場感あふれるドラマに触れる、ワシントンDC
Text Koko Shinoda,Text and Photo, in cooperation with Destination DC
ポトマック河畔に18世紀末時の大統領、ジョージ・ワシントンにより首都機能を持つ計画都市として築かれたワシントンDC(以下、WDC)。フランス人建築家が公園と記念建造物を随所に配置しながら、バロック様式をベースに「北米のパリ」を目指して完成させた。
 その心臓部ともいえるのが、東に国会議事堂、西にリンカーン記念館、北にホワイトハウス、南にスミソニアン博物館を臨むワシントン記念塔が聳える、ナショナル・モールと呼ばれる緑地帯だ。東西約4kmのナショナル・モールは、最も訪れる人の多い米国の国立公園となっている。その周辺には米国政府の官庁、各国大使館、国際機関などが点在する。
 超大国の政治機能の現場が覗ける美しい町を訪ねるのは興味深い。9.11以前は、ホワイト・ハウスやFBI(連邦審査局)も一般公開していた。政治の都は、今では年間2000万人以上が訪れる観光都市に。2017年、異色の新大統領を迎えるドラマに触れようと、さらに観光客が増えそうだ。
(上) アメリカ合衆国大統領が居住し、執務を行う官邸・公邸の役割を果たすホワイトハウス。 (下)ナショナル・モールの中心部。
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