夏はフラとアロハと海でハワイ気分に
その代表として、10年前から夏の風物詩となっているのが、“サタフラ"だ。サタフラとは、サタデー・フラの略で、夏本番、7月から8月の毎週土曜日に島内の各開場で開催される。「本場ハワイ仕込みのフラを多くの人に楽しんでもらいたい」と、県外からもフラガールがやってきて、カウアイ島の町並みをモデルに整備されたリゾート空間「グリーンステイながうら」や、ヤシの並木が続く片添ヶ浜公園、ホテル&リゾートサンシャインサザンセトでは、屋外の天然芝を舞台にフラが披露される。
また、1963(昭和38)年6月22日にカウワイ島と姉妹縁組を締結したのを記念して、毎年、6月22日から8月31日の間、“アロハビズ"を実施。役場、商工会、農協、漁協、郵便局、銀行、ホテル、各福祉施設などでアロハシャツを正装としている。より瀬戸内のハワイらしさを感じられるだろう。
もう一つ、ハワイ移民など郷土の先人たちの歴史を今に伝える資料を展示する日本ハワイ移民資料館がある。設立に向けて、資料を集めていた時、明治時代から大正時代にかけてアメリカに渡り、成功を収めた福元長右衛門氏が帰国後、1928(昭和3)年に建てた住居を改装して、日本ハワイ移民資料館として再利用。当時の建築費が3万円もかかったという立派なたたずまいの木造2階建ての日本建築である。当時の様子や現在の交流について視聴できるシアタールーム等館内の貴重な資料を通して、周防大島町とハワイの交流の深さを学ぶことができる。
また、1963(昭和38)年6月22日にカウワイ島と姉妹縁組を締結したのを記念して、毎年、6月22日から8月31日の間、“アロハビズ"を実施。役場、商工会、農協、漁協、郵便局、銀行、ホテル、各福祉施設などでアロハシャツを正装としている。より瀬戸内のハワイらしさを感じられるだろう。
もう一つ、ハワイ移民など郷土の先人たちの歴史を今に伝える資料を展示する日本ハワイ移民資料館がある。設立に向けて、資料を集めていた時、明治時代から大正時代にかけてアメリカに渡り、成功を収めた福元長右衛門氏が帰国後、1928(昭和3)年に建てた住居を改装して、日本ハワイ移民資料館として再利用。当時の建築費が3万円もかかったという立派なたたずまいの木造2階建ての日本建築である。当時の様子や現在の交流について視聴できるシアタールーム等館内の貴重な資料を通して、周防大島町とハワイの交流の深さを学ぶことができる。




(上左)7月から8月の期間、毎週土曜日に開催している“サタフラ”。ヤシの木が立ち並び、海が間近の天然の芝生上というハワイを彷彿させる場所でフラが披露される。ホテル&リゾートサンシャインサザンセト、グリーンステイながうら、片添ヶ浜海浜公園のほか、道の駅サザンセトとうわ、竜崎温泉など。
(上右)海岸線に沿ってフェニックスやヤシの木が立ち並び、南国リゾートの雰囲気の片添ヶ浜。瀬戸内海国立公園内に位置し、緩やかな弧を描くように続く砂浜は、「バナナビーチ」の愛称がつけられている。奥に見えるのが、ホテル&リゾートサンシャインサザンセト。
(下左)日本ハワイ移民資料館に鎮座するティキ。カウワイ島との姉妹島縁組50周年を記念して、島の人々が重量1トンの原木から手作りしたハワイの守り神である。縁結びや金運上昇、大願成就、家内安全など、その願いによって、ティキの顔の表情がさまざまに見えるという。
(下右)日本ハワイ移民資料館 山口県大島郡周防大島町大字西屋代2144 TEL0820-74-4082 www.towatown.jp/hawaii
(上右)海岸線に沿ってフェニックスやヤシの木が立ち並び、南国リゾートの雰囲気の片添ヶ浜。瀬戸内海国立公園内に位置し、緩やかな弧を描くように続く砂浜は、「バナナビーチ」の愛称がつけられている。奥に見えるのが、ホテル&リゾートサンシャインサザンセト。
(下左)日本ハワイ移民資料館に鎮座するティキ。カウワイ島との姉妹島縁組50周年を記念して、島の人々が重量1トンの原木から手作りしたハワイの守り神である。縁結びや金運上昇、大願成就、家内安全など、その願いによって、ティキの顔の表情がさまざまに見えるという。
(下右)日本ハワイ移民資料館 山口県大島郡周防大島町大字西屋代2144 TEL0820-74-4082 www.towatown.jp/hawaii