PAGE...1|2
日本の情景を大手町に
客室は畳の間、竹素材のクローゼットや和紙など自然素材に包まれる和のしつらえ。玄関の縁台を始め、季節感が感じられる空間をつくり出し、ゲストを迎える。客室は各階6 室、全84 室とラグジュアリーにプライベート感のある空間としている。
 そして、各フロアには専用ラウンジ「お茶の間ラウンジ」を備えている。「日本の佳い物で団らんを」をテーマに、24時間自由に利用することが可能だ。午後には日本茶や菓子、夜には酒や季節のつまみ、朝には米どころの銘米で結んだおにぎりと味噌汁が供されるなど、時間ごとに滞在を彩る「日本の佳い物」を用意する。客室と行き来しながら、気軽に“お茶の間"として、さまざまに活用できるセミプライベートなラウンジである。
 こうした茶の間で過ごす団らんも、今となってはなくなりつつある日本の情景の一つ。そういった古きよき日本の文化のお手本を大手町につくり上げた星のや東京。ここにくれば、旅館でゆったりと過ごすという癒やしに加えて、忘れてはならない日本の文化にも触れることができる。

●星のや東京 東京都千代田区大手町1-9-1
 TEL0570-073-066(星のや総合予約)
 hoshinoya.com
(上)星のや東京で最も広い客室「菊」(定員3名、面積:約80㎡)。各階の奥に位置する角部屋で、静かなひとときを過ごすことができる。ダイニングテーブルやウォークインクローゼットも備える。寝台には、シングルサイズの布団を3枚敷くことが可能。(下)館内はどこも畳でつながっている。どこへ行くにも、素足で畳の上を歩く。私たちの生活から失われてしまった日本の文化を体で思い出させてくれる。
PAGE...1|2
LINK
TRAVEL
日本旅館の進化形 星のや東京
>>2017.2.28 update
TRAVEL
春を待つ、星のや 軽井沢
>>2014.4.22 update
TRAVEL
心を洗う、柳生の宿 伊豆修善寺温泉 柳生の庄
>>2015.11.25 update
TRAVEL
星野リゾートの新しい挑戦
>>2016.1.28 update
TRAVEL
Heavenly Stay
>>2010.8.2 update

記事カテゴリー