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(左)大手町にそびえる星のや東京。そのエントランスの前に職人技が光る庭を作った。オフィス街である大手町のビルの谷間にあって、都会のオアシスとしての役割を果たす。(右)17階に備える大手町温泉。男女ともに、露天風呂と内湯を用意しており、都心の高層階で本格的な湯あみができるという希有な体験ができる。
大手町に登場“塔の日本旅館”星のや東京
地下1500mから湧き出た大手町温泉も
日本のビジネスの中心地である大手町に、日本旅館「星のや東京」が開業した。「塔の日本旅館」をテーマに、庭と平屋木造という伝統的な仕様ではないが、地下2階、地上17階という縦の空間に旅館の要素を組み込んだ。施設の細部はもちろんスタッフの所作や振る舞いなど、伝統的な“旅館"として日本文化そのものを体験できる空間とサービスを用意している。
 玄関先の木立を進み、大きな青森ヒバの木扉を抜けて中に入ると、まず玄関で靴を脱ぐ。すると、館内のほとんどは畳敷きとなっており、畳を素足で踏みしめながら移動する。まるで外と内に結界を引いたかのように、こうして星のや東京でのプライベートな滞在が始まる。
 もちろん、日本の旅館に欠かせない温泉も備えている。地下1500mから湧き出た大手町温泉の湯を引いた浴場を17階に設置。都心にいながらにして、のんびりと湯に浸かって体を温めてリラックスすることができる。
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