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(上)「鹿島神宮カード」は神職のお祓いを受けた後、届けられる。鹿島神宮は古来リーダーたちに崇敬されてきた歴史がある。それもあってか会社経営者、役員が会員の3割を占める。(下左)「鹿島神宮カード」は年会費やカードの利用でたまったポイントが御船祭の斎行や文化財の保護継承のために寄付される仕組み。年会費はゴールドカードが10,800円、一般カードが5,400円。(下右)カード会員が5000ポイント寄付するごとに返礼として贈られる「ご神木の銘々皿」。鹿島神宮の森の杉を使用したご利益のある品として、カード会員から喜ばれている。

●鹿島神宮カード事務局 TEL050-3786-2737(平日10:00~18:00)
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神社初のクレジットカード「鹿島神宮カード」には、鹿島宮司のそんな思いが込められている。背景にあるのは、神社を維持・継承していく上で必要な費用不足の問題だ。
 「一つは、12年に1度の御船祭の資金確保の問題です。2000年続くこの壮麗な祭りを、費用がないからと規模縮小するのは神様に申し訳ない。鹿島・香取の両神宮の神様が国造りに活躍されたことを伝えるためにも、より盛大に行いたい気持ちが強くあります。ここには、文化財建造物が7棟もあり、十数年ごとに修繕が必要です。特に檜皮葺の屋根は傷みが激しい。億単位の費用がかかります。そうした事情から、ちょうだいしている寄付金の他に何か安定的な資金源になるものはないかと検討していた時に、カードのお話をいただいたのです。今後は、会員の皆様にご奉納いただきながら、神社を守っていきたいと考えています」
 お祓いを受けたカードは、いわば神様のエネルギーが満たされたお守のようなもの。何かの時の心の支えになるし、パワーもいただける。神様への感謝が自然とわき上がるだろう。しかも寄付を通して、鹿島神宮の維持に、ひいては国や人を守ることに貢献できるのだから、カードオーナー冥利(みょうり)に尽きるというものだ。
 「カードを通して鹿島の神様と皆様の結びつきがより強く、深くなることを願っています」―鹿島宮司の目には、神様とともに人々が過去から現在、未来へとつなぐ時の流れの光跡が映じているようだ。
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