

(左)ローマ時代のファーラム跡 (右)ローマ時代の住居跡
アクレイアはまた、世界最大のローマ植民地の遺跡があるといわれ、現在も発掘が進む。
町の入り口には、紀元1世紀頃の集会場を囲んだとされる石柱が、不完全ながら14本並ぶ。赤みも帯びた大理石は夕陽で幻想的に染まる。その近くには、裕福な人々の住居跡の土台が残されている。壁はないが、わずかに再現された床のモザイクや浴室などから暮らしぶりが想像できる。この東に、堂々とした石棺が並ぶ墓地跡が発掘されている。遺骨も遺品も残されていないが、石棺には様々な凝った彫刻が施されている。
町を東西に流れるナティソネ川にはかつて重要な役割を担った、ローマ時代の河川港が再現された。 今は僅かな水量しかないが、当時は川幅が50mほどあり、かなり大型の川舟も運航できたようだ。川辺に沿って波止場となった大きな石組みなどが残されている。今は糸杉の並木が続く川辺のプロムナードも設けられ、旅行者はもちろん市民にも人気の散歩コースに。
町の入り口には、紀元1世紀頃の集会場を囲んだとされる石柱が、不完全ながら14本並ぶ。赤みも帯びた大理石は夕陽で幻想的に染まる。その近くには、裕福な人々の住居跡の土台が残されている。壁はないが、わずかに再現された床のモザイクや浴室などから暮らしぶりが想像できる。この東に、堂々とした石棺が並ぶ墓地跡が発掘されている。遺骨も遺品も残されていないが、石棺には様々な凝った彫刻が施されている。
町を東西に流れるナティソネ川にはかつて重要な役割を担った、ローマ時代の河川港が再現された。 今は僅かな水量しかないが、当時は川幅が50mほどあり、かなり大型の川舟も運航できたようだ。川辺に沿って波止場となった大きな石組みなどが残されている。今は糸杉の並木が続く川辺のプロムナードも設けられ、旅行者はもちろん市民にも人気の散歩コースに。
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