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(左)夜の聖堂広場 (右上)旧約聖書のモザイク絵 (右下)大聖堂のモザイク床
ローマ軍に築かれたアクレイアはその遺跡と共に、初期キリスト教の歴史を担う、アクレイア大聖堂が世界遺産に認定されている。現在の大聖堂は、1031年にもとの大司教座バジリカ様式の聖堂跡に築かれたものだ。圧巻なのは、1300m2に及ぶ、床一面を覆う4世紀のモザイク画で、西欧最大ともいわれている。
 モザイクは19世紀末に大聖堂の修復を行った際に偶然発見された。海に近いため砂の多い地面は年月の間に変動し、モザイクは端の部分にはゆるやかに波打ち大な絨毯が敷き詰められているかのよう。アクレイアのそれは、幾何学模様、動植物、人の顔、そして、キリスト教に関わりのある図柄が多く、その色も絵もはっきりと鮮やかに残されている。
大聖堂には11世紀に建設された鐘楼が建ち、現在もアクレイアの町に時を告げている。鐘楼からはアドリア海や北部の山並を望む眺望が楽しめる。聖堂前の広場が村の中心地で、週末には家族連れでにぎわい、カフェでは人々が憩う。
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