





全長およそ1230㎞の国際河川、ライン川は山岳国スイスにとって海への出入り口でもある。アルプスに発して西に向かった川は、バーゼルで北へ向きを変えて北海へ注ぐ。川を背にして半円状の堀と城壁に囲まれた街が築かれ、かつての堀の跡は「グラーベン(堀の意)」という通りの名前に残されている。この半円の内側となる旧市街は、坂道、石段、狭い石畳の道に沿って中世の香りを残す家並みが続き、歩行者そしてサイクリストの天国となっている。
(左上から)バーゼルでは洗練された自転車文化が市民生活に定着している。バーゼル大学キャンパスにて。 / 工芸品や宗教美術が多く展示されている歴史博物館はフランシスコ会の教会跡。広場にはくつろぐ人々が絶えない。 / ロマネスク彫刻が見事なミュンスターの聖ガールの門を眺める自転車の二人。 / 旧市街にある五つの歴史散策ルート。右はエラスムスゆかりの場所、左はホルバイン・ルートを示す。 / あたたかな春の日差しを待ちかねたように、ライン河岸で憩う人たち。 / ライン川左岸にある聖アルバン地区。近くには控えめなたたずまいのレストランが点在する。
(左上から)バーゼルでは洗練された自転車文化が市民生活に定着している。バーゼル大学キャンパスにて。 / 工芸品や宗教美術が多く展示されている歴史博物館はフランシスコ会の教会跡。広場にはくつろぐ人々が絶えない。 / ロマネスク彫刻が見事なミュンスターの聖ガールの門を眺める自転車の二人。 / 旧市街にある五つの歴史散策ルート。右はエラスムスゆかりの場所、左はホルバイン・ルートを示す。 / あたたかな春の日差しを待ちかねたように、ライン河岸で憩う人たち。 / ライン川左岸にある聖アルバン地区。近くには控えめなたたずまいのレストランが点在する。