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もう一つ、ワット・スワンナラムが特徴的なのは、ラーマ5世の時代まで、王族と王国の上級臣下の王室火葬場として使われていた点だ。高貴な存在ではあるが、やや郊外の立地にも、その性質が表れている。人々は華やかな王宮で、この静かな僧院を思い、ときに故人を偲(しの)び、ときに死を恐れていたのだろうか。
 寺から外に出ると、むっとした空気に包まれる。せっかくの壁画もタイの気候では劣化が早い。人々の信仰心に加え、黄金のお釈迦様のご加護で、今に残されているのやも。
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