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宮崎キャビアあります。
Text Nile’s NILE
昨年は一部抽選販売となるほどの人気を博し、現在は 3~6 カ月の予約待ちが出ているという「MIYAZAKI CAVIAR 1983」。
“宮崎県産"のキャビアがあるのをご存じだろうか。世界的に有名な“ロシア産"に負けない、国内で唯一となる“本格熟成国産キャビア"が昨秋誕生し、注目を集めている。
 宮崎県産キャビアは、産学官一体となって 30 年もの歳月をかけて研究・開発されたもの。そもそも宮崎県がキャビア生産(チョウザメの養殖)に乗り出したのは、旧ソ連から日ソ漁業間の親善の証しとして、チョウザメが日本に贈られた際、宮崎県水産試験場小林分場が受け入れたことがきっかけだ。同試験場では当初、チョウザメがいつ卵を産むのかさえ分からず、職員が夜通し水槽を観察したり、世界各国のチョウザメの飼育方法やキャビアの製造技術を調査するなどして、ゼロから研究・開発してきた。その結果、2004年にシロチョウザメの完全養殖に日本で初めて成功。その後、チョウザメ飼育数は徐々に増加し、今では 3 万 5000 尾を数える日本一の生産地となっている。
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