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穏田神社 キャットストリートから程近い穏田神社は、淤母陀琉神(おもだるみのかみ)、阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)、櫛御食野神(くしみけぬのかみ)を祭神とする、地域の鎮守。
裏原にある穏田神社
高低差がない平らな明治通りを原宿方面へ進み、渋谷駅を過ぎると、渋谷川が暗渠となって見えなくなる。地名が神宮前に変わって、明治通りから東側の裏通りへ。そこは、若者でにぎわうキャットストリートだ。1964(昭和39)年の東京オリンピックの時に、渋谷川を暗渠にして造った遊歩道である。ここには、ブティックや飲食店など、近隣の表通りよりも小規模な店が集まっており、〝裏原宿〞の中心となる通りの一つだ。江戸時代、この辺りは穏田という地名で、中央を流れる渋谷川(穏田川)には水車がかけられた田園地帯だった。葛飾北斎の浮世絵シリーズ「冨嶽三十六景」の一つ「穏田の水車」に描かれていることでも知られている。
 その穏田村の産土神(うぶすながみ)だったのが穏田神社だ。1591(天正19)年に徳川家康から伊賀衆が穏田の地を賜った。以後、第六天社と称し明治維新の際に穏田神社と改称。祭神は美容、技芸上達、縁結びの神として尊崇されている。この地が田園地帯だったころから若者の街になった今でも、変わらずに穏田神社は、地域の鎮守として在り続けている。
 そして、穏田神社から細い路地を東へと上っていけば、高台の青山通りにたどり着く。
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