

年に 3 ~ 4 回フランスを訪れ、ワインへの造詣も深い金本さん。野田岩のワインリストの中でも金本さんがオススメする“コントラフォンのマコン” は、今回若林さんが「野田岩の鰻に合うワイン」として思いついたワインの一つでもあるという。その理由は、果実感、ミネラリー感、ほのかなハーブのタッチと酸のキレ。鰻の甘い味わいとふっくらとした食感が口の中でマッチする。
ポイントは“タレの甘味と醤油の香り&鰻の皮や脂の土のような風味”
タレの甘さを引き立てるためには、酸や渋味を強く感じるものより、ふくよかなボリュームを感じるタイプが良い。醤油の焼けた香りには、やや熟成した赤ワインの持つヨード的香りを持ったタイプが、そして鰻の土のような香りには、オリエンタルなスパイスのような香りがオススメだ。ここで頭に浮かぶのがブルゴーニュを代表するピノ・ノワールだが、さて、野田岩の鰻ではどうなるだろうか。
×志ら焼
金本さんこだわりのシチリア産の塩で食べる白焼きは、双方が持つミネラルが溶け合い、鰻のふっくらとした食感と甘い味わいが果実感、ミネラリー感、ほのかなハーブのタッチと酸のキレがあるリュリーと一つになり、単体では感じることができない旨味が口の中に広がる。また、鰻自身の香ばしい香りがあると白ワインのほのかな樽香とも合うのが特徴だ。
×志ら焼
金本さんこだわりのシチリア産の塩で食べる白焼きは、双方が持つミネラルが溶け合い、鰻のふっくらとした食感と甘い味わいが果実感、ミネラリー感、ほのかなハーブのタッチと酸のキレがあるリュリーと一つになり、単体では感じることができない旨味が口の中に広がる。また、鰻自身の香ばしい香りがあると白ワインのほのかな樽香とも合うのが特徴だ。