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(左)しなやかでありながら、路面をしっかりとグリップする足回りは、292PSにパワーアップされたエンジンと見事な調和をみせる。軽やかでコントローラブルなハンドリングは、まさに“人馬一体”という表現がふさわしい。(右)3モデルで展開されるBell & RossのアルピーヌF1チーム ・ウォッチコレクション。写真は50本限定のBR-X1 A521。
Photo TONY TANIUCHI
アルピーヌが満を持して送り出した2シーター・ミッドシップ・スポーツカーは、再びA110を名乗ることとなった。それは時代が変わってもポルシェ911やロールス・ロイス・ファントムの名が変わらないのに似て、アルピーヌの普遍的な価値を示している。
 丸みを帯びた、どこか可愛らしくもある流麗なボディーこそイメージを踏襲しているものの、新しいA110の中身は半世紀前のA110とは別物となっている。
 全長4205㎜、全幅1800㎜、全高1250㎜のコンパクトな車体はアルミを多用したもので、その重量はわずか1120㎏。ドライバーの背後に積まれたエンジンは252PSを発生する1・8ℓの直列4気筒DOHCターボで、ギアボックスは2ペダルの7速DCTのみの設定となっている。
 2020年からラインアップに加わったA110Sは、エンジンを292PSにパワーアップ。それに伴いスプリングレートを50%高めてダンパーやスタビライザーなど足回りを強化。さらにワイドタイヤやカーボン製のルーフなどを装備し、よりスポーティーなチューニングを施したエボリューション・モデルだ。
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