PAGE...1|2|3|4
 「ヨーロッパでは、黒毛和牛のような脂の多い肉は好まれません。サシの入った黒毛和牛は、ゆずこしょうでさっぱりと食べるにはいいかもしれない。でも、ソースを合わせるには重すぎるのです」と、リストランテ「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」のシェフ、ステファノ・ダル・モーロ氏は言う。有名なトスカーナ州の T ボーンステーキも、また同店の本店の地、ミラノのロンバルディア州のカツレツも、脂はそれほど多くない上質な牛肉を使う。最高級の黒毛和牛といっても、サシがたっぷりの肉では作れない料理だ。
 「その点、脂が少ないあか毛和牛は、イタリアンにもよく合います。驚いたのは、シンプルに焼くだけでも肉のうまみをものすごく感じられること。コースに入れても重すぎず、それでいて忘れがたい幸福感を残してくれる肉なのです」
アンティカ・オステリア・デル・ポンテ
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング36F
TEL03-5220-4686
営業時間11:30~14:00(L.O.)、土曜・日曜・祝日~14:30(L.O.)
17:30~21:00(L.O.)、日曜・祝日~20:30(L.O.)
www.anticaosteriadelponte.jp
PAGE...1|2|3|4
LINK
GOURMET
The TOP of Beef ブランドが鎬を削る牛肉王国 宮崎
>>2016.3.31 update
GOURMET
虎白・小泉さん 尾崎牛に出合う
>>2016.2.15 update
GOURMET
今、5人が最高と思うレストランは
>>2009.1.9 update
GOURMET
シグニチャーは合鴨のロースト
>>2021.1.22 update
GOURMET
シェフこだわりの宮古島牛
>>2016.4.20 update

記事カテゴリー