
(左)2015年 雙葉小学校 受験用入試問題例(右)2015年 暁星小学校 受験用入試問題例

“未来”へとつなぐ教育力
伸芽会
伸芽会
Photo TONY TANIUCHI Text Mayumi Sakamoto
詰め込みやマニュアルが通用しない幼児教育の世界で毎年、多数の名門小学校への合格者を出している幼児教室がある。1956年創立の幼児教育のリーディングカンパニー「伸芽会」。半世紀もの歴史と伝統が培ってきた合格につなげる確かなメソッドがある。
Q:皆さんに2つの質問です。幼稚園生が解くこの難問。
あなたは、この問題が解けるだろうか?
(画像左)Q1:果物の重さが上の四角のようなお約束になっているとき、
その下のシーソーの中で正しいものには○、
違うものには×をつけましょう。
(画像右)Q2:1段目:"カバン"のように、名前の中に生き物の名前が入っているものに
○を付けましょう。
2段目:土の中にできる所を食べる野菜に○を付けましょう。
3段目:この中で数え方が違う者に○を付けましょう。
4段目:正しいおはしの持ち方に○を付けましょう。
5段目:太陽の光があたって影が出来ました。正しい絵に○を付けましょう。
いかがだろうか。
これら、いわゆる"地頭"や"一般教養"が求められる問題は、
小学生にも満たない、幼稚園の子供たちに課せられた小学校受験問題のほんの一例である。
全ての問題文が、読み上げられている最中、"手はおひざ"。メモを取ることも許されない。
頭の中で問題文をイメージし、記憶しながら、難問にチャレンジしていく。
高校受験や、大学受験とは違った頭の使い方(観察力・思考力・構成力など・・・)が
求められるのが、小学校受験なのだ。もちろん筆記だけではなく、面接対策も欠かせない。
※上記とバナーの解答は記事の最終ページに掲載いたします。