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創業125周年のアニバーサリーイヤーである2018年限定発売の「マイハート」(左上から1・4番目)。わずか4㎜幅の回るリングに、ダイヤモンドをウェレンドルフならではの完璧な2点留めによってセッティング。エナメルによる赤いハート、両サイドにはシルクコーデルモチーフがあしらわれている。また創業125周年を記念し、それぞれ125ピースの限定発売となる「ハートビート」(左上から2番目)と「ダイヤモンドハート」(左上から3・5番目)は、回転はもちろん、ダイヤモンドW、ハートモチーフ、シルクコーデルモチーフ、チャーミングなカラーのエナメルなど、ウェレンドルフらしい要素で埋め尽くされた逸品。(左上から)「マイハート」(YG)1,425,600円、「ハートビート」2,365,200円、「ダイヤモンドハート アイスブルー」1,609,200円、「マイハート」(WG)1,479,600円、「ダイヤモンドハート ローズ」1,479,600円。
完璧さが奏でる女性の輝くとき ウェレンドルフ
Photo Takehiro Hiramatsu(digni)
Text Yasushi Matsuami
創業125周年を迎えたドイツの老舗ジュエラー、ウェレンドルフ。最高のものだけを妥協なく追い求める中で培われた完璧な技術はもちろん、ファミリー企業ならではのハートウォーミングなテイストや、控えめな上品さが、アニバーサリーを祝う限定モデルにも息づき、身に着ける女性を一層輝かせる。ドイツ・プフォルツハイムの本社に、ハンスペーター・ウェレンドルフ会長を訪ね、ブランドの神髄を聞いた。
「最高の素材を用い、最高の職人を招き入れ、最高の工具で作業を行う。これを守れば、おのずと最高の商品が出来上がり、最高の顧客に恵まれる。創業者である祖父の教えです」
 ウェレンドルフ3代目当主にして現会長のハンスペーター・ウェレンドルフ氏をドイツ南西部の都市プフォルツハイムの本社に訪ねた。ウェレンドルフの創業は1893年。今年、記念すべき125周年を迎える。
 ウェレンドルフといえば、頭文字のWとダイヤモンドを組み合わせた“ダイヤモンドW"のロゴ装飾や、色彩豊かで透明感のあるエマイユ、またゴールドのバーを手作業で糸状に加工して作り上げるシルクコーデル、回転するリングなど、アイコニックな意匠と、それを具現化する高い技術で、評価を決定付けてきた。
 初代エルンスト・アレクサンダー・ウェレンドルフ氏の時代から、ドイツのみならず、ヨーロッパ各地の富裕層や貴族の間で評判を呼び、ロシア皇帝や英国王室からの注文も受けてきた。現在も各国王室や日本の皇室関係からの愛顧の栄誉にも浴している。
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