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(上)京都・二条城で日本初披露となったリヴィール プロジェクト。第一弾でコラボレーションをした木村染匠社長の木村信一氏、京都市長の門川大作氏が挨拶に立った。あいにくの天候にもかかわらず350ものゲストが来場し、⼤盛況のうちに幕を閉じた。(左)番傘をさしながらモデルによるショーも行われた。(右)「YUZEN on MATSU」は、能の舞台に描かれる影向(ごうよう)の松がモチーフ。販売予定価格は108万円、2018年6月から受注受付開始予定。
タトラス ジャパンから新ブランドリヴィール プロジェクト誕生
京手描き友禅とのコラボレーション
タトラス ジャパンが、 ファッション・ウイーク期間中のパリで発表した 日本の伝統工芸を取り入れた新ブランド「リヴィール プロジェクト」。その披露パーティーを京都・二条城で開催した。
 リヴィール プロジェクトは、タトラスのクリエイティブ ディレクターである坂尾正中氏(タトラス ジャパン代表取締役)が、失われつつある日本の伝統工芸をファッションを通して未来に伝承することを目的に立ち上げたものだ。デビューコレクションとなる2018-19年秋冬は、京都の木村染匠とタッグを組み、京手描き友禅の技術を生かしたボンバージャケットを作り上げた。
 着物に用いられるシルクでできたボンバージャケットの背には、下絵から染め、刺繍に至るいくつもの工程を職人たちが一つひとつ丁寧に手作業をしている。絵柄は伊藤若冲の軍鶏(しゃも)、河鍋暁斎の髑髏(どくろ)と蜥蜴(とかげ)、姫、龍、熨斗(のし)、袱紗(ふくさ)、影向(ようごう)の松の7種で、ジャケットのボディーはブラック、ネイビー、グレー、カーキの4色をラインアップしている。
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