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1. コイワシ
カボスでしめたさわやかな味わいのコイワシ。しまった酸味がワインのフレーバーに程よくマッチ。赤ワインだとタンニンが渋く鉄っぽさが際立ってしまう。

2. シメサバ
白でもイケるが、赤の方がタンニンと脂がより溶けておいしい。「フレンチでもグリエしたサバを使いますが、だいたいワインは赤を合わせますね」

3. 赤貝
「どんぴしゃり!」と若林さんをうならせた一貫。貝の美味しさは歯ごたえと歯ざわり、甘味にある。ワインを合わせることで、その全部が引き立ち、味わいが品よくまとまる。ワインはやや低めに冷やしてキリッとドライにし、甘味を抑えめにするのがベスト。ネタだけだとワインの残糖度が気になるが、シャリと一緒に食べるとバランスよく違和感がない。

4. 赤も白も×
イクラ
「うーん」と、さしもの名ソムリエも思わずうなってしまったのがイクラ。今回試した寿司のなかで唯一ワインと合わなかったネタだ。本来、醤油はアミノ酸系だから赤が合うはずなのだが、イクラと一緒だとタンニンが渋くなってしまう。また白だとイクラの存在感が強すぎて生臭くなる。「イクラは食べて、さっとあがりを飲むのがいいかな。どうしてもワインをというなら、生臭く感じないようボディがあって、かつドライなシャンパーニュがいいでしょうね」


鮨 武蔵
東京都港区南青山5-18-10
アデッソエムスB1
TEL03-5464-3634
営業時間:18:00 ~ 21:00(最終入店)
定休日:日曜・祝日
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