世界の贅沢、NILEの贅沢

「もちろんボトルでも、豊富な銘柄をそろえていますので、ゆっくり、じっくりご堪能いただけます。ボルドーとブルゴーニュのハイグレードな味わいのワインを中心に、希少なカリフォルニアのカルトワインなど『おいしいワインをお伝えしたい』という気持ちでそろえています。将来的には量よりも種類を増やして、例えばボルドーのムートンとか、イタリアのモンテベルティネなど、ラベルの絵柄を並べて、美術館のように見せる、といったこともしていきたいですね」（髙島氏）
　ルアンジュ Ｋooは料理、ワインから店のしつ
らえ、サービスまで、「おいしく心地良いひと時」を演出することにかけて、オーナーシェフ以下スタッフ全員が飽くなき探求を続けている。

1.　豪華なシャンデリアは、繊細な光が戯れるようにきらめきながら広がり、レストランのぬくもりのある優しい空間を包み込む。
2.　コースのメーンを張るのは、北海道産和牛のフィレのロティ。野菜の緑と、ニンジンのピューレの黄色が絶妙のハーモニーを奏でる。
3.　北海道産のジャガイモを使ったビシソワーズ。浮き身は旬のジュンサイとコンソメゼリー。温泉卵が添えられている。
4.　入り口の廊下の先に飾られたリヤドロの「レディ・バタフライ」。ほかにもバーを彩る「バッカンテ―美しき巫女」などがある。これらはオーナーのコレクション。年に数回、“入れ替え”があるとか。