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決勝終了後、両コンクールの授賞式がロイヤルパークホテルで決勝が行われた。
 今回、数々の難関を乗り越え、栄えある優勝を手にしたのは、料理コンクール「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯"」にはザ・プリンスパークタワー東京の平松 惇氏 、そしてサービスコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」にはエコール 辻 大阪フランス・イタリア 料理マスターカレッジの三浦和也氏(プロ部門)、辻調理技術研究所の岡田琢志氏(学生部門)だ。
 サービスコンクールの審査委員長の山本正弘氏は、今回のコンクールについて「今回はタイムオーバーする人がほとんどいなかったことが良かった半面、フロマージュ部門の知識に乏しい人が多くいたことが残念。地方と東京のレベルの格差が少なくなってきているという発見もあった。また、今年は学生部門を新たに設けた。学生にとって自信を持って社会に羽ばたく登竜門にしたい。」と語った。
 「メートル・ド・セルヴィス杯」の優勝者は、今後開催予定の「クープ・ジョルジュ・バティスト(CGB)サーヴィス世界コンクール」の日本代表の候補となる。また、今回の「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯"」の優勝者には、2015年に開催予定の第65回「プロスペール・モンタニェ料理コンクール」の出場権利が与えられる。今後優勝者がどのような活躍を見せてくれるのか期待したい。

●フランス料理文化センター
TEL03-5408-4357
http://www.ffcc.jp/
(上)料理コンクール「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”」の授賞式。(下)サービスコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」プロ部門の優勝者、エコール 辻 大阪フランス・イタリア 料理マスターカレッジの三浦和也氏とフランス名誉審査委員長のアンドレ・ソレール氏。© アートファイブ
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