


(上)コンクール風景。審査員に見守れる緊迫した雰囲気の中、料理を着々と進める料理人。© アートファイブ(下左)優勝者・平松 惇氏のメイン料理の作品。メイン料理のテーマは「仔牛×地中海」。(下右)同じく平松氏のデザートの作品。

第15回
日本のフランス料理界の
未来を担うコンクール
日本のフランス料理界の
未来を担うコンクール
フランス料理文化センターは、日本のフランス料理界のさらなる向上を目指して、料理とサービスのコンクールを定期的に開催。2013年11月22日(金)にはその第15回目となる決勝大会を迎えた。
「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯"」は、国内の料理コンクールの中で最も多い参加者を誇り、プロの料理人の登竜門として優秀な人材の活躍を支えている。第12回(2006年)優勝者の朝比奈 悟氏(ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション料理長)は、フランスで2012年2月に開催された「プロスペール・モンタニェ料理コンクール」で3位に入賞を果たした。
第15回の決勝には各地方のコンテストを勝ち抜いてきた14名の料理人が参加。それぞれアンティパストからメイン、デザートまで作り、出来上がったものから審査されていく。審査対象は、出来上がった料理だけではなく、料理を作る手法や手際、衛生面、調理時間なども含まれる。そのため料理人たちは日本およびフランスから集まったフランス料理界のエキスパートの審査員に始終見守られ、厨房はかなり緊迫した雰囲気だ。
今回のメインのテーマは、「仔牛×地中海」。テロワールを大切にするフランス料理らしい出題となった。
第15回の決勝には各地方のコンテストを勝ち抜いてきた14名の料理人が参加。それぞれアンティパストからメイン、デザートまで作り、出来上がったものから審査されていく。審査対象は、出来上がった料理だけではなく、料理を作る手法や手際、衛生面、調理時間なども含まれる。そのため料理人たちは日本およびフランスから集まったフランス料理界のエキスパートの審査員に始終見守られ、厨房はかなり緊迫した雰囲気だ。
今回のメインのテーマは、「仔牛×地中海」。テロワールを大切にするフランス料理らしい出題となった。