
6時位置に時分針を据え、クロノグラフの秒カウンター用セコンドリングを、12時位置に立体的に配置。その左右にミニッツカウンターとスモールセコンドを備え、それぞれ0の位置が、読み取りやすいよう10時と2時に設定されているのもユニーク。フライバック機能も搭載。3時位置にはパノラマデイト、9時位置には99までのカウンター機能を備え、送り、戻し、帰零をケース左のプッシャーで操作する。
パノマティックカウンターXL 自動巻き、ケース径44㎜、SSケース×アリゲーターストラップ、2,732,400円。
パノマティックカウンターXL 自動巻き、ケース径44㎜、SSケース×アリゲーターストラップ、2,732,400円。
グラスヒュッテ・オリジナルのマニュファクトリー(時計製造工房)では、時計製造に関するあらゆる部門が統合され、ハイレベルの自社一貫生産体制が敷かれている。コンポーネンツに関しても、ごく一部のパーツを除き、95%が自社内で製造される。自社一貫生産を掲げるスイスのマニュファクチュールでも、これほどの自社製造率を誇るブランドは、ほぼ存在しない。すべてのコンポーネンツは、手作業で研磨・面取り・装飾仕上げなどが施され、熟練技術者の手で組み立てられる。
このブランドを象徴する機構の一つが、ダブルスワンネックだ。伝統的なハイエンドなウォッチでは、時計の歩度を調整するために、白鳥の首を思わせる優雅な曲線を描くスワンネック緩急針が採用されるのだが、通常はシングル仕様であるのに対し、グラスヒュッテ・オリジナルでは、シンメトリーなダブル仕様を採用したモデルを用意している。精度に対するこだわりの高さはもちろん、緩急針の下にある受けと呼ばれるプレートには繊細なエングレーブが施され、このブランドの美的な技術力の高さも雄弁に物語っている。
このブランドを象徴する機構の一つが、ダブルスワンネックだ。伝統的なハイエンドなウォッチでは、時計の歩度を調整するために、白鳥の首を思わせる優雅な曲線を描くスワンネック緩急針が採用されるのだが、通常はシングル仕様であるのに対し、グラスヒュッテ・オリジナルでは、シンメトリーなダブル仕様を採用したモデルを用意している。精度に対するこだわりの高さはもちろん、緩急針の下にある受けと呼ばれるプレートには繊細なエングレーブが施され、このブランドの美的な技術力の高さも雄弁に物語っている。