6代目の鬼才
現在、マスターブレンダーを務めるジム・ビバレッジは6代目に当たる。ただ香りをかぐだけで、そのウイスキーの味わい、原産地、ブレンドされた原酒の蒸留所がたちどころに分かるという。そんな彼の知識と技術、感性があって初めて、多種多彩な好みに合うシグネチャー ブレンドのクリエイトが可能になる。
このシグネチャー ブレンドを作るプロセスを、ジムは「ジャーニー」と称する。それも、醸造所巡りをしながら、自分の好きなウイスキーと出合うことを目的とする旅とは根本的に異なる。まず、自分の好みありき。ジムは顧客がセッションの中で表現する“理想の味"を理解し、自分の頭の中にマッピングされているウイスキーを自在に使って、イメージ通りの味わいを現出してみせる。ブレンドしては試飲することを繰り返すその作業は6、7回、時に10回以上に及ぶこともある。つまり、ジムの言う「ジャーニー」とは、顧客とジムが二人三脚で“道なき道"を行き、たまに寄り道したりしながら味わいを作り出す旅なのだ。
デモンストレーションは、ジムがお酒や食べ物の好みなどを尋ねることから始まった。一通り聞き終えたジムはブレンディングをスタート。考え考え選んだ6種の原酒を使い、量を微妙に調整しながら、また都度“レシピブック"にジムのみぞ知るコードナンバーをメモしながら、フラスコに最初の“試作品"を完成させた。それをテイスティンググラスに注ぎ、二人で試飲しながら、再びセッションが始まる。これを繰り返すこと3回。顧客の好みにピタリと合うブレンドが完成した。
このシグネチャー ブレンドを作るプロセスを、ジムは「ジャーニー」と称する。それも、醸造所巡りをしながら、自分の好きなウイスキーと出合うことを目的とする旅とは根本的に異なる。まず、自分の好みありき。ジムは顧客がセッションの中で表現する“理想の味"を理解し、自分の頭の中にマッピングされているウイスキーを自在に使って、イメージ通りの味わいを現出してみせる。ブレンドしては試飲することを繰り返すその作業は6、7回、時に10回以上に及ぶこともある。つまり、ジムの言う「ジャーニー」とは、顧客とジムが二人三脚で“道なき道"を行き、たまに寄り道したりしながら味わいを作り出す旅なのだ。
デモンストレーションは、ジムがお酒や食べ物の好みなどを尋ねることから始まった。一通り聞き終えたジムはブレンディングをスタート。考え考え選んだ6種の原酒を使い、量を微妙に調整しながら、また都度“レシピブック"にジムのみぞ知るコードナンバーをメモしながら、フラスコに最初の“試作品"を完成させた。それをテイスティンググラスに注ぎ、二人で試飲しながら、再びセッションが始まる。これを繰り返すこと3回。顧客の好みにピタリと合うブレンドが完成した。
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>>2015.11.5 update