
(左)Frank O. Gehry
Vitra Design Museum(1989)
ヨーロッパで初めてフランク・O・ゲーリーが手掛けた作品となる美術館。展覧会を開催している時期は無休で、10時から18時まで開館している。入館料は10ユーロ。
(右)Zaha Hadid
Fire Station(1993)
ザハ・ハディドの初めての作品は、防火対策のため工場敷地内に建てられた消防署。1階には消防士のための更衣室やシャワー室も用意されている。
Vitra Design Museum(1989)
ヨーロッパで初めてフランク・O・ゲーリーが手掛けた作品となる美術館。展覧会を開催している時期は無休で、10時から18時まで開館している。入館料は10ユーロ。
(右)Zaha Hadid
Fire Station(1993)
ザハ・ハディドの初めての作品は、防火対策のため工場敷地内に建てられた消防署。1階には消防士のための更衣室やシャワー室も用意されている。

VITRA CAMPUS
建築とデザインの旅へ
建築とデザインの旅へ
Photo Masahiro Goda Text alpenrose
スイスの家具メーカーとして知られるヴィトラ社の工場敷地。
そこには有名建築家がデザインした建物が、ずらりと並ぶ。
世界の建築ミュージアム――ヴィトラキャンパスは、いつしかそう呼ばれるようになった。
そこには有名建築家がデザインした建物が、ずらりと並ぶ。
世界の建築ミュージアム――ヴィトラキャンパスは、いつしかそう呼ばれるようになった。
名建築を訪ねて
スイス・バーゼルからバスを乗り継ぎ、およそ40分。周囲に畑が広がるのどかな風景を見ながら、目的のヴィトラ停留所で下車すると、ジャスパー・モリソンがデザインしたバス停が迎えてくれる。
フランク・O・ゲーリー、ザハ・ハディド、安藤忠雄――世界屈指の建築家が設計した作品の数々を見ることができるのが、このバス停の先に広がるヴィトラキャンパスだ。建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した建築家の初期作品が並ぶ、世界の建築ミュージアムとして毎年多くの見学者が訪れる。