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(左)イエスの誕生の場の祭壇 (中上)聳える分離壁 (中下)コーランを開く日常 (右)町角でアラビアン・コーヒーを
Bethlehem アラブ風情に守られた、イエスの聖誕地
イエスの誕生の地、ベツレヘム。キリスト教だけでなく、ユダヤ教、イスラム教にもゆかりの町で、今も素朴な石造りの佇まいを残している。町の中心にある広場には、イスラム教のアザーンを唱えるミナレットの塔が聳え、その反対側にはイエスの生まれた洞窟の上に聖誕教会が鎮座している。
 聖誕教会の壮麗な聖堂の地下に、紀元前数年前にイエスが飼い葉桶に寝かせられたとされる洞窟がある。小さな祭壇が設けられ、その下に守られたイエス聖誕の場所に屈んで触れることができる。
 キリスト教一大聖地であるだけに、教会の中は様々なキリスト教派の僧侶達が行き交う。かすかに乳香を孕んだ重い空気が漂う壮麗な聖堂。その床板に所々開口が設けられ、紀元3世紀ローマ帝国時代のイスラム風幾何学模様のモザイクが覗く。
 広場のミナレットの下にはスークが広がり、様々な香辛料や食品など日用品に加え、土産物店も点在する。オリーブ材を加工した木彫り、ロザリオなどはここの名産だ。ベツレヘムはアラブ風の町だが、パレスチナ最大のキリスト教アラブ人コミニティもここに共存している。しかし、町の北部には
イスラエルによるコンクリートの巨大な分離壁が聳える。


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