人気の観光スポットに再建、メリケンパーク



(左)メリケンパーク、旅立ちの像。(右上)メリケンパークを海上から望む。(右下)メリケン波止場 震災のメモリアル。
もともとアメリカ領事館がそばにあったことからメリケン波止場と名づけられ、その西側を埋めたてたメリケンパーク。赤い神戸ポートタワーと白い帆船のようなデザインの神戸海洋博物館を中央に、豊かな緑、海辺のプロムナード、アートに囲まれた広場が市民の憩いの場となっていた。地震で大きな損傷を受けながらも、神戸メリケンパーク・オリエンタル・ホテルが旗手となって力強い再建を進めた。
今では、西側に築かれた神戸ハーバーランドと共に、観光客にも人気のスポットに。メリケンパークの西側には被災したメリケン波止場の一部をそのままに保存し、メモリアルとして残している。そして、メリケンパークから大きな桟橋のように伸びた「中突堤」に、白い波をイメージした半円形の形で、神戸港に突出しているのが、神戸メリケンパーク・オリエンタル・ホテルだ。関東大震災で神戸に移住した谷崎が、その70年余り後の神戸の運命をそして、21世紀のオリエンタル・ホテルの姿を想像しえただろうか。
今では、西側に築かれた神戸ハーバーランドと共に、観光客にも人気のスポットに。メリケンパークの西側には被災したメリケン波止場の一部をそのままに保存し、メモリアルとして残している。そして、メリケンパークから大きな桟橋のように伸びた「中突堤」に、白い波をイメージした半円形の形で、神戸港に突出しているのが、神戸メリケンパーク・オリエンタル・ホテルだ。関東大震災で神戸に移住した谷崎が、その70年余り後の神戸の運命をそして、21世紀のオリエンタル・ホテルの姿を想像しえただろうか。