


(上)優雅な雰囲気を醸し出す4階のヴァシュロン・コンスタンタン。ゆったりとしたソファでリラックスして時計を吟味できる。(左)グランドセイコーのマスターショップでもある5階では、クレドールやセイコーなど国内の主要ブランドを取り扱う。(右)5階にはシチズンのコンセプトショップも用意。時計の魅力を最大限に引き出すことを考えたスペースには多数のモデルが並ぶ。
さて、新生・日新堂では、パテックフィリップをメインとし、2・3階の2フロアで展開。3階が売り場で、2階が時計談議を楽しめる接客空間と修理コーナーだ。とりわけメンテナンスへの尽力はパテック フィリップと日新堂のプロ魂が共鳴する分野だけに、万全の体制。ウィンドー越しにパテック フィリップ公認の技術者が作業する姿を眺めるにつけ、購買欲がそそられる。「逸品時計を生涯の友として、また子々孫々に受け継ぐ家宝として、メンテナンスをしながら長く愛用していただきたい」という思いあればこその対応と言えよう。「日新堂で買った時計の修理をしたい時に、数十年の時を隔てても店がちゃんとそこにある」ことが老舗の誇りなのだ。