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TEAM HONMA
左から、上平栄道(まさみち)プロ、藤田幸希プロ、上井邦裕プロ、イ ボミプロ、谷原秀人プロ、小田孔明プロ、笠りつ子プロ、高山忠洋プロ、ジュビック・パグンサンプロ。2013年TEAM HONMAは、世界で10勝を挙げている。谷原プロや高山プロの加入により、2014年は年間20勝を目指す。今年もTEAM HONMAのプロたちの活躍に期待したい。
熱意系 HONMA
The 2nd Stage 始まる
Photo TONY TANIUCHI 
Text Mayumi Sakamoto
新ブランド「TOUR WORLD(ツアーワールド)」の発 売から1年余、今最も勢いのあるといわれるまでになった本間ゴルフ。その躍進の理由は、もちろんTOUR WORLDである。週末、プロゴルフツアーのテレビ中継を見ていると、「HONMA」の文字が入ったキャップをかぶり、HONMAのクラブを持った選手がよく映し出される。これは、本間ゴルフの契約プロがよく優勝争いをしているという証し。こんな状況になったのは、この2年くらいのことか。短期間でものすごい躍進を続ける本間ゴルフ。この勢いの理由とは? 思いとは?
HONMA はおじさんのクラブか?
 HONMAはおじさんのクラブか?これは2012年12月に本間ゴルフが満を持して発売したツアーワールドのための広告コピーである。この言葉の裏にある、ブランディングストーリーを知ると、本間ゴルフの底力がよく分かる。キーワードは「熱意系」。ゴルフに対するモチベーションが高く、常に向上心を持ち続ける熱意あるゴルファーを指す。ブランディングから商品開発までに費やした時間はわずか1年半。HONMAブランドをリードし
てきたマーケティング本部長・伊藤康樹氏が熱く語った。
「2011年夏に、創業以来初めてともいえる市場調査を行ったのですが、その結果は目も当てられないものでした。ステータスのあるブランドという認識でやってきましたが、ヘビーユーザーだったお客様がシニア世代になり、その他の世代からは全く見向きもされない、対象外のクラブになっていたのです。正直、これはかなりショックでした」
 この市場調査から生まれたのが、「HONMAはおじさんのクラブか?」というキャッチコピーだ。一般のゴルファーは40代が主流だが、本間ゴルフのユーザーは60代が中心。それだけでも、ギャップがあった。しかし、調査を重ねていくと一つの気づきがあったという。
「熱意系ゴルファーが購買層になりうるのでないかという可能性です。純粋にゴルフが好きで、ゴルフをレジャーではなくスポーツと捉えている方。月に2回はラウンドに出て、
1ヤードでも遠くに飛ばしたい、上達したいと考える、ゴルフに対して熱意を持っている人たちです」

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