

設計は現在もアーキエムズの核。商業施設、マンション、店舗、住宅、マンションギャラリーやモデルルームの設計・建築など幅広く手がけている。
ゼロを1にするチカラ
村田氏が代表となってから、アーキエムズは先代から受け継いだ設計の仕事を軸に据えながらも、京都をより美しく快適な街にするためのさまざまな事業に取り組んできた。背景にあるのは、誰よりも京都を知る情報力と人脈、そして長年、京都の街を見つめてきたからこその創造力だ。街づくりを通して京都に新たなる価値を生み出すために、アーキエムズが大切にしていること。それは、「ゼロを1にする」チカラである。「設計とは、無から有を生むものです。1から何かを作るのは易しくても、ゼロから1を作るには膨大なエネルギーと創造力が必要です。私たちは、設計にまつわる先代の精神を受け継ぎ、このチカラを建築だけでなく、駐輪場事業やデベロップメント事業、システムサービス事業など、さまざまな事業に活かしています。一見、散漫に見えるかもしれませんが、その思いは一つ。すべて、人と街と自然が調和し、職・住・商・遊が融合した、次世代に長く愛される街を作り、新しい京都の魅力を発信するための事業なのです」
