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(左)ガンダーラ仏像の展示ホール。 (右)外の景色もアートのよう。
 美術館は茶道具のコレクションから始まったというが、現在は仏教美術、日本はもちろんシルクロード沿いに南欧にいたる古代美術など約2000点を所蔵している。2世紀後半のガンダーラ美術最大といわれる、僅かに前に屈む仏像は拝む者の心を取り込む。
 古代紀元前の酒杯である、多様なリュトンのコレクションも興味深い。また、ミュージアム・エントランス近くには、自然光で一段と鮮やかさを増す大きなモザイク画が床に展示されている。3世紀頃のもので酒の神、ディオニュソスの神話をモチーフにしたもの。
 ワインにまつわる美術品も多いが、近年話題となっているのはここで扱っているイタリア北部のワイン「グランダーマ」だ。MIHO MUSEUMとの提携で、肥料や農薬を一切使わず、光、水、大地、空気など自然の純粋な恵みのみを使った自然農法で生まれたもの。敬虔なカトリックの農家が祈りと共に作る‘スピリチュアル・ワイン‘だとか。
優美な形のリュトン。
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