
赤と黒のテーマカラーそのままに、ナラの木による陳列棚が風情を醸す。

和と洋のマリアージュ
ライカ京都店
ライカ京都店
Photo Noriko Taniguchi Text Mayumi Sakamoto
京都・祇園の花見小路に、国内2店舗目のフラッグシップストアがオープンした。歴史ある町屋が続くこの通りは、舞妓の姿を見かけることもある京都らしい場所。フォトジェニックな京都を舞台に、ライカの魅力が発信される。
紅殻格子や犬矢来、美しい意匠が目を引く町屋。京都らしい家並みが今も多く残る祇園の花見小路に、ライカのフラッグシップストア「ライカ京都店」がオープンした。ライカの世界観を日本の伝統美と融合させた、これまでにないライカストア。プロやコレクターはもちろん、観光で訪れた人も楽しめる店である。
築100年の2階建て町屋建築を、梁や柱などを残しながら匠の技で再生。暖簾をくぐり、さらに引き戸を開けるという典型的な町屋スタイルだ。1階のストアには、ナラの木の風合いを生かした陳列棚に全現行製品が並ぶ。ライカの世界共通コンセプトである赤と黒のカラーリングは変えず、町屋建築に合う温かみを演出している。ガラス越しに見えるのは坪庭。床に敷いた瓦のタイルは日本の伝統素材ながら、スタイリッシュな雰囲気だ。まさに和と洋のマリアージュが美しいデザイン。訪れた人が写真を撮りたくなるような空間を目指したという。
築100年の2階建て町屋建築を、梁や柱などを残しながら匠の技で再生。暖簾をくぐり、さらに引き戸を開けるという典型的な町屋スタイルだ。1階のストアには、ナラの木の風合いを生かした陳列棚に全現行製品が並ぶ。ライカの世界共通コンセプトである赤と黒のカラーリングは変えず、町屋建築に合う温かみを演出している。ガラス越しに見えるのは坪庭。床に敷いた瓦のタイルは日本の伝統素材ながら、スタイリッシュな雰囲気だ。まさに和と洋のマリアージュが美しいデザイン。訪れた人が写真を撮りたくなるような空間を目指したという。