


(左)ロンドンは世界の都市の中でも緑化率が高い。中でもウエストには公園が多く、芝はいつも青い。必ず随所にベンチが配置され、市民がくつろぐ。夏になると芝生の上は、日光浴をする人でうまる。
(右上)レンガ造りの古い建物が立ち並ぶバークレースクエア。バークレー公園を四方に囲むこの通りには、ブティックやレストランなどが並ぶ。街中にウエストの洗練された雰囲気が漂う。
(右下)リージェントストリート周辺は洗練されたブティックが並ぶ。イベントもかなり多く、そうした帰り道に、ショッピングやお茶に立ち寄るロンドン娘たちを見かける。
(右上)レンガ造りの古い建物が立ち並ぶバークレースクエア。バークレー公園を四方に囲むこの通りには、ブティックやレストランなどが並ぶ。街中にウエストの洗練された雰囲気が漂う。
(右下)リージェントストリート周辺は洗練されたブティックが並ぶ。イベントもかなり多く、そうした帰り道に、ショッピングやお茶に立ち寄るロンドン娘たちを見かける。
ここからテムズ川の支流をいくつか渡ると、緩やかな丘陵地帯にオリンピックパークが出現する。かつては、産業廃棄物の処分場であった一帯で、開発はまず汚染された土壌の入れ替えから始まったという。緑化を図り、三つのオリンピック競技場、選手村などを建設、通信や交通の公共インフラも拡充した。
オリンピック開催後、パークはヨーロッパ最大の500エーカーに及ぶ都市公園になっている。競技施設は一般に開放され、選手村は3600室の集合住宅に改造された。ストラトフォード駅に隣接した大型ショッピングモールも開業。レストランやカフェも増え、市民の憩いの場となっている。今後は、ハイテク通信システムを活用したイースト・ロンドン・テック・シティーとして、専門大学も開校する。また、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムの分館、米国のスミソニアン博物館、グッゲンハイム美術館の進出も計画されている。