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左)中国風情の庭園も。上)昔の娼館街も今は、きれいに
左)ポルトガル詩人カモンエスの銅像。上)聖ポール天守堂跡
リスボンのおとしご、世界遺産の旧市街地
北部の中国国境付近では中華色が濃くなるが、半島南部にはポルトガル南欧風の町並みが隠れている。パステル・カラーのコロニアル家屋、幾つものカトリック教会、モザイク模様の広場や道、七つの丘がある所まで、全てがリスボンにとてもよく似ている。
 ここは街そのものが世界遺産。白い石畳に描かれた黒い石の絵柄を追いながら、22の建物、8つの広場などを巡って歩き始める。朝の石畳の道は掃除されたばかりで、ぴかぴかひんやり。素足で歩きたい気分になるほど心地が良い。
 大航海時代の面影を残す旧市街。世界遺産にも登録されているこの地の中心地は、セナド広場だ。小鳥が水浴びをする噴水を取り囲む波模様の白黒モザイクは、ポルトガルの職人が手がけたもの。マジェンダ色の聖ドミニコ教会は、優雅なバロック様式で広場に建っている。その脇の細い道を登っていけば、マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡に辿り着く。16世紀に建設されたこの天主堂は、度重なる火災で、今は丘の上に正面ファサードを残すのみになっている。日本人のキリシタンも建設に携わったというこのファザートの前に立つと、大航海時代からの壮大なドラマの舞台にいるように感じられる。
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