神楽坂から世界に
“ブション リヨネ”を発信
“ブション リヨネ”を発信
ルグドゥノム ブション リヨネは、神楽坂最大の横丁、本多横丁にある。白とバーガンディー色で統一された、どことなく親しみを感じさせる店構え。客たちの楽しげな話し声や温かな香りが、オープンスタイルのエントランスから漏れてくる。
ブションとは、フランスで「美食の都」と言われるリヨンに根差したレストランの形態を指す。実は、2015年現在、ミシュランガイドでリヨンを含む世界で唯一、星を獲得しているブションがこの神楽坂のルグドゥノム ブション リヨネなのだ。こんな店があることに、神楽坂の奥深さを感じずにはいられない。
期待を込めて店内へ。そこには、錫(すず)製のカウンターや樫(かし)の木のテーブル、タイル張りの床など、ブションならではのインテリアが広がっている。壁にかかる19世紀のリヨン陶器を含め、全てリヨンから取り寄せたもの。ドアノブ一つ、扉一枚にこだわって作られた、リヨンの伝統を感じさせる居心地のいい空間だ。
「東京にビストロはたくさんありますが、ブションは珍しい。だからこそ、できるだけリヨンの雰囲気を伝えたかったのです」と、オーナーシェフのクリストフ・ポコ氏は言う。神楽坂を選んだのは、路地や石畳の町並みがフランスに似ていたから。「毎朝、店に来るときに着物屋さんやおでん屋さんとあいさつをします。そういう人情の残る“村"のような感覚に故郷を思い出すのです」
ブションとは、フランスで「美食の都」と言われるリヨンに根差したレストランの形態を指す。実は、2015年現在、ミシュランガイドでリヨンを含む世界で唯一、星を獲得しているブションがこの神楽坂のルグドゥノム ブション リヨネなのだ。こんな店があることに、神楽坂の奥深さを感じずにはいられない。
期待を込めて店内へ。そこには、錫(すず)製のカウンターや樫(かし)の木のテーブル、タイル張りの床など、ブションならではのインテリアが広がっている。壁にかかる19世紀のリヨン陶器を含め、全てリヨンから取り寄せたもの。ドアノブ一つ、扉一枚にこだわって作られた、リヨンの伝統を感じさせる居心地のいい空間だ。
「東京にビストロはたくさんありますが、ブションは珍しい。だからこそ、できるだけリヨンの雰囲気を伝えたかったのです」と、オーナーシェフのクリストフ・ポコ氏は言う。神楽坂を選んだのは、路地や石畳の町並みがフランスに似ていたから。「毎朝、店に来るときに着物屋さんやおでん屋さんとあいさつをします。そういう人情の残る“村"のような感覚に故郷を思い出すのです」

2007年9月にオープン以来、神楽坂でも有数の人気店として知られるルグドゥノム ブション リヨネのクリストフ・ポコ氏とスタッフたち。店内を忙しく動き回るポコ氏の姿も店の名物の一つだ。
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