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2階はちょっと様子が変わって、時計の技術的側面を見せる展示となっている。ムーブメント・ルーム、時計技師たちがさまざまな機構を説明するウオッチメーカー・ルーム、そしてスカイムーン・トゥールビヨンやグランドマスター・チャイムなど超重量級を含む数々の複雑機構腕時計がズラリと並んだグランド・コンプリケーション・ルーム。これほど種類と数が豊富な展示は珍しい。そして最後に、時計技師になったつもりでムーブメントを組み立てられるバーチャルリアリティー・ゲームがあるインタラクティブ・ルーム。これは子供たちに人気があった。
 この展覧会を記念して、「ニューヨーク2017年スペシャル・エディション」9種の男女用の限定モデルが製作された。その中でも、ワールドタイム・ミニット・リピーター(5531モデル)は、ダイヤルにクロワゾネ七宝でマンハッタンのスカイラインが描かれており、しかも絵柄には昼バージョンと夜バージョンの2種類がある(各5本)。
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1963年にケネディ大統領訪問時に、当時西ベルリン市長だったヴィリー・ブラント(後の首相)が贈ったパテック フィリップの卓上時計。ダイヤルは右からベルリン、ワシントン、モスクワの時間を示す。
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