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「もともと細かい細工は得意なのですが、ダイヤモンド柄は難しくて。伝統の柄にはない細工になるので、一から計算して作っていきました。ダイヤ柄だけでは隙間ができてしまうので、その間にひし形を入れて寄せています。このひし形が1ミリくらいで、ひと柄を作るのに1200本以上の材料を使っています」
 アイステックが腕時計を通して日本のものづくりの魅力を伝えたいと始めたシリーズの第一弾、「QUINTEMPO 1 WOOD」は、こうして出来上がった。温もりあふれる寄木細工が金属の時計に融合し、遊び心も感じられる一品に仕上がっている。その造りが繊細であるため、文字パーツも全て手作業で載せている。特に、クインテンポは世界5都市の現地時刻を同時に示すため、文字盤が五つ。寄木の部分をさらに細かく切って施していくという、細かい作業が重ねられる。
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(左)寄木細工用の部材を篠田氏の工房内で乾燥させているところ。すべて材料となった天然木の色を生かして作られている。
(右)寄木細工の世界では70代の方も現役で活躍する中、30代半ばという篠田氏。とはいえキャリアはすでに15年以上、最近は海外への普及活動も精力的に行う。
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