
北青山にある完全予約制のショールームでは試座が可能なので、実際に座り心地を体感したうえで自分に合わせたチェアを選ぶことができる。

時代とともに進化し続ける革新的なオフィス家具
Wilkhahn
Wilkhahn
Text Kiyo Sato
IT技術の発達に伴い、ワークスタイルやオフィス空間も大きな変化を遂げている。そんな中、時代に合わせて社会やユーザーのニーズを敏感にくみ取り、革新的なオフィス家具を作り続けるのがウィルクハーンだ。現在、世界60カ国に展開し、日本では東京青山に直営店を構えるなど、無駄のないシンプルで機能的なデザインが多くの人に支持されている。
ウィルクハーンの歴史は1907年にまでさかのぼる。ブナの原生林が広がるドイツの田舎町で、家具職人のフリードリヒ・ハーネとクリスチャン・ウィルケニングによって木製チェアを製作する工房としてスタート。戦渦により一時閉鎖に追い込まれるが、戦後の国策として近代デザイン化を進める際に高い加工技術が認められ、バウハウスの流れをくむウルム造形大学でデザインされた家具の製造工場として選ばれたことが、世界的な家具メーカーへと成長する第一歩となる。
1980年には、世界初のリクライニング機能を搭載した「FS-Line」、車のサスペンションと同じ構造を採用した「Modus」と次々に革新的な製品を発表。そして新しいワーキングチェアとして2009年に発表されたのが「ON」だ。
ウィルクハーンの歴史は1907年にまでさかのぼる。ブナの原生林が広がるドイツの田舎町で、家具職人のフリードリヒ・ハーネとクリスチャン・ウィルケニングによって木製チェアを製作する工房としてスタート。戦渦により一時閉鎖に追い込まれるが、戦後の国策として近代デザイン化を進める際に高い加工技術が認められ、バウハウスの流れをくむウルム造形大学でデザインされた家具の製造工場として選ばれたことが、世界的な家具メーカーへと成長する第一歩となる。
1980年には、世界初のリクライニング機能を搭載した「FS-Line」、車のサスペンションと同じ構造を採用した「Modus」と次々に革新的な製品を発表。そして新しいワーキングチェアとして2009年に発表されたのが「ON」だ。