世界の贅沢、NILEの贅沢

1.　アンクサンス016は、潤ったハリのある肌を実現する。
2.　顔立ちや輪郭を変える効果を秘めるというアンクサンス088。
3.　アンクサンスでも夏は抹茶を使ったグリーンティーに。

茶葉は白川の特約生産農家さん、宇治でも一、二を争う玉露の名手のものです。彼はいいお茶をつくるために、茶樹の品質はもとより天候による摘採時期や肥培・生産管理などに徹底してこだわっています。私たちはその厳選の茶葉の特性を最大限生かしながら数種類をブレンドし、北川半兵衞好みの『これぞ宇治茶！』という逸品に仕立てるわけです。このクラスのお茶は年にほんの数キロしかできないので、今はほぼアンクサンスさんでしか飲めないと言っていいですね」
　直樹専務の言葉に、西嶋氏の頬が心なしか緩む。理想のお茶に出合った日の喜びが、改めて湧き上がってきたのだろう。希少なお茶であることは、唯一無二の化粧品・アンクサンスにも通じる重要なファクターだったのである。
そんな西嶋氏はサロンのオープンに先立って、スタッフとともに北川半兵衞商店を訪れた。そしてみんなで茶摘み体験や工場見学、直樹専務による“お茶講義"に挑んだそうだ。「そこまでしないと、お茶の心が分からないし、おいしく淹れることもできない、味わいの裏にあるうんちくも語れないと思った」からである。
　直樹専務は当時を振り返って「これは本気やなと思いましたね。お茶の淹れ方を教わるために、わざわざ東京からやって来る人など、ほとんどいませんから」と笑う。彼女たちの訪問に、単に高級なお茶を出せばいいというだけではない、おもてなしへのこだわりを感じたようだ。その情熱に応えて、直樹専務も自ら銀座に出向き、再びの“お茶講義"をしたという。
　だからアンクサンスの供するお茶には、「最高」にこだわる茶師と美肌の作り手、両者のシンパシーが響き合う。