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1.  特別室「寿苑」の大広間。日本庭園から聞こえる水音に心安らぐ。
2.  宿の庭を一望できる「洗心庵」に向かう石の階段。
そもそもここ半水盧は約20年前、初代オーナーが自身の別荘を建てようと購入した土地に、“別荘のような旅館"を造ったことから始まったのだという。ここを訪れた人にも、まるで我が家にいるように心からくつろいでもらいたい。その思いが、贅を尽くした宿を生んだ。「ここに滞在されている間は、とにかく何もせず、ゆっくりと休養してもらいたい。そのための努力は惜しみません」とは、もともとこの宿のリピーターだった、現オーナーの言葉だ。2年前にオーナーとなって以来、設備から料理、サービス面に至るまで徹底して手を加え、質の向上により磨きを掛けた。
 それなら、我々客はその言葉に存分に甘えよう。雲仙の絶景に身を委ね、時の移ろいを肌で感じる休日。そんなひとときを過ごすことが、つまりは宿への敬意の表れとなるのだ。

りょてい はんずいりょ
長崎県雲仙市小浜町雲仙380−1 
TEL0957−73−2111 hanzuiryo.jp
料金:1泊2食付き 52,500円~(2名1室利用時の1名料金) 
チェックイン 15:00 /チェックアウト 11:00
3.  中庭から「寿苑」を眺めて。庭にはアセビの花が楚楚と咲く。
4.  樹木や草花だけでなく、灯籠や大小の石までを美しく配した庭。
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