





©Pierre Monetta
1996年に、パリのジョエル・ロビュションの店を引き継ぎ、2軒のレストランのトップに立った料理人のその後の活躍は、今さら説明するまでもないだろう。現在、モナコ、パリ、ロンドンのラグジュアリーレストランで三つ星を獲得し、パリはもちろん東京やラスペガスなどにも多くのビストロやレストラン、ブーランジュリーを展開し、南仏やトスカーナの田舎で美食と快適な滞在を楽しめるオーベルジュを経営。料理学校や出版業にも意欲的に取り組んでいる。今年2月には、かねてから夢だったという、カカオ豆からのチョコレート作りを行う「ル・ショコラ・アラン・デュカス・マニュファクチュール」をパリにオープン。料理人という枠を超え、食文化全体への啓蒙に全力を尽くしているのだ。
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