








1 みかん生産量日本一の愛媛のなかでも、大三島のみかんは特においしいと評判。
2 参道には土産物屋が並ぶ。石灯籠に門前町の風情が漂う。
3 お店の貼り紙に、どこかのどかさを感じる。
4 境内の左手に、長屋のように並ぶ十七社。ここで伊予国の著名な神様を参拝できるという。
5 伊予は水軍の国。源平合戦や厳島合戦、蒙古襲来など、さまざまな海戦の絵が描かれた。
6 二ノ鳥居を抜けると神聖な雰囲気の門が迎えてくれる。
7 神門前の狛犬。
8 神門前の大楠。小千命が祖神を鎮座した記念に手植えされたと伝わる。樹齢2600年とも言われるご神木だ。
9 海事博物館入り口にある巨大なプロペラ。今治造船グループから奉納された。
2 参道には土産物屋が並ぶ。石灯籠に門前町の風情が漂う。
3 お店の貼り紙に、どこかのどかさを感じる。
4 境内の左手に、長屋のように並ぶ十七社。ここで伊予国の著名な神様を参拝できるという。
5 伊予は水軍の国。源平合戦や厳島合戦、蒙古襲来など、さまざまな海戦の絵が描かれた。
6 二ノ鳥居を抜けると神聖な雰囲気の門が迎えてくれる。
7 神門前の狛犬。
8 神門前の大楠。小千命が祖神を鎮座した記念に手植えされたと伝わる。樹齢2600年とも言われるご神木だ。
9 海事博物館入り口にある巨大なプロペラ。今治造船グループから奉納された。
司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』に描かれた帝国海軍連合艦隊参謀・秋山真之は、松山に帰郷したある時、大三島に立ち寄ったそうだ。そして、村上水軍の祖神を祀る水軍の社、大山祇神社を参り、国宝の武具を見ながら、水軍の歴史をたどった。欧米の戦史・戦術書や『孫子』をはじめとする中国の兵法書を読み漁ることに加えて、水軍の海賊戦法を研究したことによって、日本海海戦においてバルチック艦隊を全滅させる戦術が練られた、という見方もできよう。
大山祇神社は、海戦を制した幾多の名将・武将や、海を舞台に活躍する男たち、また海とともに生きる万民にとって、海上安全・武運長久を約束してくれる大事な社である。本殿を参拝し、胸の内で祈願の言葉をつぶやく時、瀬戸内海から発する大山積神の霊験あらたかな神徳に包まれるような思いがする。
大山祇神社は、海戦を制した幾多の名将・武将や、海を舞台に活躍する男たち、また海とともに生きる万民にとって、海上安全・武運長久を約束してくれる大事な社である。本殿を参拝し、胸の内で祈願の言葉をつぶやく時、瀬戸内海から発する大山積神の霊験あらたかな神徳に包まれるような思いがする。