

一瞬のタイムスリップ。
暮れなずむ巽橋
「陽が落ちた夕刻、巽橋のたもとに佇んで、白川のせせらぎに耳を澄ませながら、八坂神社さんを眺めるのが好き。提灯の幾重もの輪がぼんやり見えて、とっても神秘的なんです。一番祇園らしい場所はどこかと問われたら、まずここが思い浮かびますねぇ」
豆涼さんお気に入りのその巽橋は、四条通から切り通しという小路を抜けて白川南通に入る手前に流れる白川に架かる橋。古びた木の欄干に、何とも言えぬ懐かしさがこみ上げてくるようだ。そして橋を渡ると、辰巳大明神の祠。芸事の上達を願って手を合わせる芸舞妓さんたちが、よく訪れるという。豆涼さん、紗貴子さんにとっても大切な神様だ。
この周辺は、石畳の道の両側に、黒の千本格子の出格子や、二階から下がる簾が祇園独特の風情を醸す町屋茶屋形式の建物が並ぶ。巽橋からの眺めとともに、祇園情緒あふれるポイントと言えよう。
豆涼さんお気に入りのその巽橋は、四条通から切り通しという小路を抜けて白川南通に入る手前に流れる白川に架かる橋。古びた木の欄干に、何とも言えぬ懐かしさがこみ上げてくるようだ。そして橋を渡ると、辰巳大明神の祠。芸事の上達を願って手を合わせる芸舞妓さんたちが、よく訪れるという。豆涼さん、紗貴子さんにとっても大切な神様だ。
この周辺は、石畳の道の両側に、黒の千本格子の出格子や、二階から下がる簾が祇園独特の風情を醸す町屋茶屋形式の建物が並ぶ。巽橋からの眺めとともに、祇園情緒あふれるポイントと言えよう。