なかでも「エレメンツ」シリーズは、部屋に合わせて数百通りの組み合わせができる世界初のモジュール式薪ストーブであり、「自分だけの薪ストーブ」という新たなニーズを生み出した。炎という最大にして唯一無二の美を中心に据えながら、蓄熱ボックスを並べてベンチにしたり、オプションの29色の本革クッションで好きな雰囲気を演出したりと、薪ストーブを家具と一体化させ、火を囲んで憩うオリジナルの「ファイアラウンジ」を作ることができる。また同シリーズは、炉内の保温性を高めるための複層構造や熱反射ガラスを採用。炉内を高温に保ちながら外部への過剰な熱の放出を防いでいるため、離隔距離を狭めることができ、可燃物と距離を保つ必要がある従来の薪ストーブと比べ炎を間近に眺められるのが魅力。ドイツの鉄鋼関連企業がしのぎを削る「スチールイノベーションアワード」で輝かしい功績を収めた、手作業による「削り」と「研磨」を重ねた研ぎ澄まされたラインやエッジの美しさが、炎の原始的な美を保ちつつ、洗練されたインテリアへと昇華する。
実際に、効率的に家全体を暖めるセントラルヒーティングが一般的なドイツでは、薪ストーブを暖房器具として捉えているユーザーは少ないという。日本でも住宅性能が高まっている今、薪ストーブは実用よりインテリアとしてのニーズが高まりつつあるといえるだろう。暖房器具ではなく、炎を見るためのインテリアとして。研ぎ澄まされたデザインで炎を美しく、モダンに演出するスキャンサームのあるリビングで、炎とともに暮らす満ち足りた日々を楽しんでほしい。
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