
同室内に上階を設けることでプライベートスペースとして隔離された空間を生み出す。上方に開放感を持たせたサロンおよびダイニングの共有スペースは面積以上の広がりを感じさせる。
ホンカのものづくりとはつまり、先人たちから受け継いできたマニュファクチャーの基礎を尊重しつつ、現代という社会性を加味していくプロセスの中から生み出されている。そうした過程を経て初めて、提供するプロダクツおよび提案するライフスタイルが成立するのだ。ライフスタイルの具体例において極論はあり得ない。だがあえて述べるならば、ホンカが目指す『住』の理想は、「幸せ」「心地良い」と単純な単語で吐露できるような、理屈や数値では語れない性格のものなのかもしれない。
「ホンカが本当に目指すのは単なる住宅供給ではありません。住居を通じた生活環境の提供であり、幸福という全人類の希求するものの実践なのです。それゆえ我々は木という人類の最古の建材を生かしてきたソウル ― 魂を伝えていきたいと考えています」
「ホンカが本当に目指すのは単なる住宅供給ではありません。住居を通じた生活環境の提供であり、幸福という全人類の希求するものの実践なのです。それゆえ我々は木という人類の最古の建材を生かしてきたソウル ― 魂を伝えていきたいと考えています」