

家族の原風景を生み出す家
Photo TONY TANIUCHI Text Ichiko Minatoya
ハウジングオペレーション アーキテクツ
日本に美しい街並みを創りたいと願う、ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
石出和博氏率いる HOP と、住宅庭園設計を手掛ける石正園の代表・平井孝幸氏とは、今までに 2 邸を協力して造り上げた。暮らす人を主役に、長く喜ばれる本物を創り上げる二人。お互いの作品を通してそれぞれのものづくりに深く共感している。
写真左 石出和博(いしで・かずひろ)
建築家、HOPグループ代表CEO
1989年、一級建築士事務所アトリエアムを設立・現代表。
1996年、林野庁の支援を受け、国産材の確保から製材、設計、施工までを協業化した新しい住宅供給システムHOPを設立し育て上げた。最近の受賞に経済産業省環境特別賞、著書に『ハウスドクター診察室』など。
写真右 平井孝幸(ひらい・たかゆき)
造園家
1951年、東京生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業後、「雑木の庭」の創始者として知られる飯田十基氏に師事。1978年に独立し、石正園を設立。自然を切り取り、凝縮して再現することを大切にしながら数多くの庭を手掛ける。