
上のフロアでは、仏師や作家による木彫仏像を紹介する。
仏像はうつむき加減のものが多く、下から見上げると美しく見えるように造られているため、展示棚を高めにセッティングした。また、アンダー気味の照明も仏像の魅力を引き出すための工夫で、スポットライトにより陰影を強調し、最も美しく見えるよう演出している。書斎をイメージした空間では、 BGM やアロマの香りとともに、仏像と過ごすリラックスタイムが提案されている。照明を落としたこの書斎では、「イSム YURAGI」と名付けられたガラスケースも用意。小さな照明がいくつも施されたケースは、独自のプログラミングによって光量が増減し、光の揺らぎが仏像の表情を変える。より仏像を美しく楽しむために開発されたオリジナルだ。