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(上)ジュゼッペの趣味が高じて12年前に遊び部屋をビリヤード室に改装。クラブの制服を身にまとい、イタリアン・ビリヤードの腕前を披露。子息たちとも一戦を交える。ステッキもマイ・デザインの630g軽量仕様というこだわりようだ。
(右) 人生最大の趣味が実は、車。ポルシェやフェラーリを最も多い時には21台も所有していた。「ポルシェの64年型のような機能美が私のジュエリーの理想です」
(左)往年のピキョッティ一族の肖像。右端の幼児がジュゼッペ。中央の長男アレッサンドロが家業の薬局をついだ。
 卒業と同時に入社した宝飾会社では、得意だった英語を武器に、最高の石を求めて世界中を渡り歩く。23歳で初のコレクションをスタート、販売のためにヨーロッパ中の宝石商を回った。ドイツを訪れた際、ルビーやエメラルド、サファイアといったカラーストーンのジュエリーが予想以上に大好評だったことをうけ、“4大宝石をメインに、個性の輝きを最大限に活かす"というデザインスタイルが生まれたのもこの頃だ。
 こうした経験を通し、価値ある石を見抜く審美眼とビジネスマンとしてのセンスを体得したジュゼッペは、1967年、満を持して姉とともに自らの名を冠したメゾン“ピキョッティ"を設立。当時3人から始めた小さなアトリエは、世界のトップジュエラーにまで成長した。
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