
「ロボット兵」が待つ屋上庭園は、周囲の井の頭恩賜公園の植物とうまくマッチングするように植栽されている。10年以上の時が経過した今、ここは誰が見ても立派な“三鷹の森” である。©Museo d'Arte Ghibli

迷子になろうよ、いっしょに。
Photo TONY TANIUCHI Text Nile’s NILE
三鷹の森ジブリ美術館
「迷子になろうよ、いっしょに。」
こう誘ってくるのは、「三鷹の森ジブリ美術館」だ。一般的な美術館のように、白い壁に作品が展示されていて、順路通りに行儀良く鑑賞するのではなく、子供たちが自由に走り回ったり、触ったり、引き出したり……好奇心の赴くままに好きな場所に行って、気づいたら迷子になっていた――。
そんな館主である宮崎駿監督の思いが込められているのである。
こう誘ってくるのは、「三鷹の森ジブリ美術館」だ。一般的な美術館のように、白い壁に作品が展示されていて、順路通りに行儀良く鑑賞するのではなく、子供たちが自由に走り回ったり、触ったり、引き出したり……好奇心の赴くままに好きな場所に行って、気づいたら迷子になっていた――。
そんな館主である宮崎駿監督の思いが込められているのである。