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       ラウル・デュフィ 《クロード・ドビュッシーへのオマージュ》 1952年 油彩、カンヴァス
       アンドレ・マルロー近代美術館、ル・アーヴル
       © Florian Kleinefenn
1899年、ノルマンディー地方の港町ル・アーヴルからパリにやってきたデュフィは、強度あるコントラストと堅固なフォルムによる画面構成を行うようになる。途中、木版画やテキスタイル・デザインなどに集中する時期を経て、1919年からは再び絵画に取り組み、20年代以降の絵画作品は、線と色が互いに自律した表現によって大きな飛躍を遂げる。鮮やかな色彩による洗練されたスタイルはデュフィの最大の魅力。本展ではこういったデュフィの作風が確立される過程をたどる。
 特に、1907~1911年までの4年間デュフィが力を注いだ木版画は見どころのひとつ。また装飾芸術の分野にも深く関わり、多彩なテキスタイルの作品も残している。さらにデッサンや水彩画約40点のほか、室内装飾なども展示される。
 これまで日本ではあまり紹介されることのなかった多彩な作品を通して、デュフィの新たな魅力を発見できる展覧会だ。

◆「デュフィ展」の鑑賞券をプレゼント!
定員:WEB-NILE会員5組10名様
〆切:6月4日(水)
※募集は締切いたしました。
沢山のご応募ありがとうございます。

●デュフィ展
会期:2014年6月7日(土)~7月27日(日)(7月2日(水)のみ休館)
開館時間:10:00~19:00(金・土は~21:00(入館は各閉館の30分前まで))
Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
www.bunkamura.co.jp

●巡回予定
あべのハルカス美術館:8月5日(火)~9月28日(日)
愛知県美術館:10月9日(木)~12月7日(日)
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